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「気」ってなんですか?

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タイトルのご質問、ときどき頂きます。
「気」って見えないしちょっと怪しげですよね。笑
でも、東洋医学でお身体のお話しをするには「気」の存在は欠かせないのです。

気の一般的な働きは・・・
①内臓の働きや、血や水分の流れを促進
②体温を維持したり、身体を温めて働きを促進
③細菌やウィルスから身体を守る
④栄養分の代謝
⑤血や水分の調節

現代医学的に見たら自律神経や免疫など身体の働きそのものですね。
なので「気」とはそんなに怪しくもないし、難しくもないんですよ。(^^)

でもその働きとバランスはとても大切です。
余り過ぎても、頭痛やめまい、肩こりや腰痛になります。
不足すると倦怠感や冷え、むくみやお腹の調子もいまいちになります。

また、同じ肩こり、腰痛のように見えても身体のどこに気の滞りや不足があるかによって症状が異なりますのでね。
なかなか改善しない症状をお持ちの方は一度ご相談いただければと思います。(^^)

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【症例】膝の内側の痛み 60代 女性

Hさん 60代 女性 主婦

症状は一年前からの右膝の内側の痛み。

患部に触れると多少の熱感とむくみ、少し圧痛があり、痛みのある方のふくらはぎが白っぽく血液循環の悪さも見受けられました。

健康のためにプールへ行き激しく運動した次の日から痛くなり、その3か月後には歩けないほど症状が強くなったそうです。
レントゲンでの異常も見うけられず、その後も整形外科などで治療をうけ改善は見られたものの、まだある痛みをなんとかしたいとの事でお出でになりました。

脚の内側に見られた気の不足を促すために身体の機能を高める根本的な処置をし、さらに患部の気血を促すためにお灸を据えました。
また、膝の負担を軽減するために全身のバランスを整えました。

1回目、安定感が増して痛みも軽減、ふくらはぎの血色も良くなりました。
その後、2回、3回と痛みが軽減し、圧迫感や違和感へと変わっていきました。
4回目、症状はほぼ改善されました。

以前、足先のケガをされていた事もあり、歩き方や姿勢なども原因の一つとなっていたようです。
足の運び方(歩き方)、重心のかけ方(姿勢)、エクササイズの仕方もお伝えいたしました。

こういうお身体への意識づけはご本人の治りたいお気持ちがとても大事なんですね。
Hさんの強い意志が何よりもの早い改善へとなりました。

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シニア世代の運動事情

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お出でいただく方にお話しを伺うと、みなさん何かしら運動されていてとても感心いたします。
切っ掛けは肩こりや腰痛や膝の痛みなど、それぞれにお身体の不調の改善のために始められる方が多いのは、運動が嫌いなワタクシにはなんとなく分かる気がします。
シニア世代になると痛みを抱えながら日常を過ごすこともあったり、年だから仕方ないと思ってもやっぱり辛いものは辛いんですよね。

中には、本当に効いているのかしら?って思いながら運動している方ももいらっしゃいますが、お身体を拝見しているとやっぱり効果は感じられます。(無理なお身体の使い方をされている場合はちょっとだけアドバイスさせていただいてます♪)
本当は、これは効いているぞ!と思い込んでやる方が効果的ではありますけどね。笑
だから、ぜひご自分を信じて続けていただきたい。

加齢とともに体力(筋力)や免疫力は減少傾向にありますが、適度な運動はそれらを維持または高めることもできます。
運動は健康のためでもありますが、無理せずに楽しんで行うのが一番いいですね。
一日30分~45分の早歩きなどの有酸素運動は高血圧にも効果がありますよ。

外を歩くのにも心地よい季節となりましたから、お花見ついでにウォーキングなどいかがですか?
当院でも簡単なエクササイズやストレッチなどお伝えしてます。
ご相談はお気軽に。(^^)

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【おまけ】
ちなみに、当院ではプールでのエクササイズをされている方が多いです。
膝の痛み、減量にはおススメです♪

肩こり、首こり、背中の痛み

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施術のご感想をいただきました。m(_ _)m

S.Uさん 40代 女性 主婦・パート

初めて来院された時はめまいと首、肩、背中の強いこりと痛みの症状でした。
病院でも診てもらい特に異常がなかったため筋肉の弛緩剤を服用されていたようですが、なかなか楽にならないとの事でした。

みたところ、お身体の下へと巡るはずの気が上にあがって頭、首、肩へと溜まりめまいとなり、溜まった気が血の滞りにもつながり強いこりや痛みとなっていました。

気血を巡らせ根本的な治療をはりとお灸で行い、
全身のバランス調整でお身体の動きをよくし、
ご自宅でもケアできる簡単なストレッチを提案いたしましたよ。
あと、お灸も。(^^)

現在は月に1度メンテナンスとして来院されています。(最初は3回目まで一週間に一回の施術を受けていただきました。)

しっかりとお家も守り、お仕事もこなすのに、とっても可愛らしいS.Uさん。
がんばっている姿にワタクシも勇気づけられます。
これからも、しっかりサポートさせていただきます♪(^^)

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月のリズムとあなたのリズム

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女性は月の引力にココロもカラダも影響されることがあります。
それは月経周期が月齢と同じ28~29日という事も関わりがあるのかもしれませんね。
なかには新月、満月を意識して過ごすと心身ともに調子が整いやすいと言う方もたくさんいます。
このワタクシはも新月満月の影響を受けやすいです。

でも、新月も満月も全く関係ないけど決まってある時期に不調がある、または絶好調!なんて方はご自身の生まれた日の月齢が同じ時期に影響があるかもしれませんね。
例えば、生まれた日が三日月(新月から三日目の月)だったら三日月の日がスタートとした月のリズムと言うことです。

それとは別に、占星学で言う月星座も心身のバイオリズムとなることがあるんですよ。(月星座とは、生まれたときに月が位置している星座をさします。)
占星学で言う月は感情や肉体をも表します。
実はワタクシ、自分の月星座に月が巡ってくると生理が来ます。

こんな風に自分のバイオリズムが分かるとお身体と向き合いやすくなるのかなぁ、と思います。
ご自身の月星座をお知りになりたい方は調べてみて下さい。
↓ ↓ ↓
Goisu Net>>>
(ホロスコープを作成した画面、天体位置表の月の欄を見て下さいね。)
ちなみに、今日の月はかに座に位置しています。

いや、いつでも身体がつらいですって方はお気軽にご相談ください。
お身体のリズムを整えます。(^^)

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【おまけ】
実はワタクシ趣味で星を読みます。
もし興味がある方は言ってくださいね。
もちろん月星座もおしらべします。(^^)

陰陽と春のからだ

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東洋医学の陰陽論。
あらゆる物事は陰と陽に分けることができるんです。
この複雑な世の中や人の身体をたった二つに分類するんですよ。
シンプルすぎますよね。(シンプルゆえに奥が深いのですが・・・その辺が実は好き)

そして、あまりありがたく思われない陰ですが陽が成り立たつためには必要なものなのです。
陰の性質は静的、内向的、下降的、寒冷的、暗いなどですが、過剰な陽に対して熱や気を下げるたり、潤すなど大切な役目があるのです。
お肌カサカサも陰(水分)が不足したものなんですよ。
それに対して陽の性質は動的、外交的、上昇的、温熱的、明瞭などです。
その役割は温めたり、血や水を動かします。

身近なものを分けてみますと、
上と下、外と内、出入、昼(朝)と夜(夕)、夏(春)と冬(秋)、熱と寒、男と女、幼と老、気と血、急性と慢性、乾燥と湿潤 etc…

また陽の中に陰があったり、陰の中にも陽があったり、そのまた陰と陽も・・・それはもう無限大に分けることができるのです。
そこが身体を小宇宙にたとえられる所以なのだなと、人の命の深さに思いを馳せてしまいます。(^^)

さて、冬の間にジッとしていた(陰)ものが動き出す(陽)時期です。
お身体に溜めていた脂肪や老廃物がデトックスされるますよ。
この時期お身体がしんどい方は、このデトックスがスムーズに行われにくい場合が考えられます。
首の寝違え、ぎっくり腰も大変多い時期です。
お身体の調子が思わしくない方はお気軽にご相談くださいね。(^^)

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【おまけ】
春野菜(ふきのとう、菜の花、たけのこなど)の苦味は解毒の効果があるんだとか。
旬の食べ物を摂る大切さが分かりますね。(^^)

ちょっと自律神経のお話し

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なかなか改善しない身体の不調は自律神経のバランスが乱れていると言われます。

身体にはホメオスタシスと言ってあらゆる環境の変化、刺激に対して常にカラダの内部環境を正常範囲に保たれる仕組みがあります。
それは、体温調節、血圧、血糖値、血液の量、呼吸(体液のpH)など。
それらを司るのが自律神経なのですね。

で、自律神経の乱れから来る症状は本当にたくさんあります。
ほんとにいっぱいあって、ありずぎますけど知りたいですか?

では一気にいきますね。笑

微熱、だるさ、倦怠感、不眠、疲労、片頭痛、頭重感、めまい、立ちくらみ、眼精疲労、ドライアイ、耳鳴り、耳閉、のどの詰まり感、皮膚のかゆみ、多汗、じんましん、過換気症状、高血圧、低血圧、手足の冷え、高血糖、低血糖、慢性胃炎、便秘、下痢、食欲不振、過食、手の震え、月経前の不調(PMS)、月経痛、月経不順、産後うつ、更年期症状、性機能不全、神経性頻尿、残尿感、尿失禁、肩こり、腰痛、免疫力低下

と、言うことです。

でも、安心して下さい。
自律神経の乱れは生活習慣で改善できるんですよ。
それは主に

○質のよい睡眠
○適度な運動
○バランスのよい食事

まあ、普通の事なんですけどね。
それでも、めんどうだと思うのは頭で考えて生活習慣を改善することが目的になってしまう方が多い気がします。

この3つの方法をより効果的にするには「心地よさ」を体感してみて下さい。
○眠くなったら寝れるような生活リズムに整えるとか
○無理のない範囲で動かして身体がスムーズに動く心地良さを感じるとか
○美味しさを味わって楽しく食すとか
身体の不調を改善させるのが目的ですので、より健やかな身体の感覚を感じていただきたいです。

東洋医学でも陰陽のバランスの失調がそれにあたり、それに伴う気・血・水の滞りや不足から身体の不調(未病)を起こすと考えます。
また、東洋医学では「未病を治す」ことをとても大切に考えています。

寝たいけど、ぐっすり眠れない
運動したいけど、痛くて動かせない
食べたいけど、食欲がない
など、生活習慣だけではどうにも出来ない方はお気軽にご相談くださいね。
痛くないはり・灸、心地よい整体でカラダのリズムを整えます。(^^)

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Let’s hengao♡

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三寒四温な今日この頃ですね。
みなさまいかがお過ごしですか?

ワタクシは先日、ストレスが及ぼす脳や身体、心への影響についてのセミナーへ参加して来ましたよ。
神経学とか脳科学とか自分で勉強するのは超苦手ですが、詳しい人に説明してもらうのは凄く好きです。(^^)

人間、生きていれば何かしらのストレスはあるし、互いに意図しなくても心が傷つくこともあります。
そんな時、人の脳は危険を回避するためにいろいろな働きをするのですね。
これが本当にすごい!!

今回注目したいのは本能的感情を司る偏桃体です。
脳科学的には快・不快、怒り、恐怖、喜びなどの本能的な感情と、それにともなう身体反応の情動が主な働きです。

そのメカニズムは・・・
身体(目や耳など五感)からの情報を得る@大脳新皮質
↓(感覚情報)
感覚情報の保管@海馬
↓(記憶情報)
快・不快、怒り、恐怖、喜びを判断@偏桃体
↓(情動)
自律神経、ホルモン分泌調整@視床下部

なのですが、
ストレスが生じ不快、怒り、恐怖などを感じると偏桃体に過剰な興奮をきたし

発汗で喉が渇く
心臓がバクバクする
血圧が上がる
ホルモンのバランスが崩れる
疲れやすい、疲れがとれない
ぐっすりと眠れない

などなど自律神経症状となって身体へと現れるのです。
こころが身体へ影響するとはこう言うことなのですね。
でも感情なんて変えられません~。
よね。

そこで、ワタクシがおススメしたいのは変顔です。笑
去年の暮から、顔ヨガと題して変顔しておりました。
これ超まじめに本気でやってみると脳に効きます。
そして変な顔すぎて超うけます。
いろんな事がどーでもよくなりますよ。(^^)

先日のセミナーでも変顔が良い事を確信するものがありましてね。
ポリヴェーガル理論(イリノイ大学の精神医学教授スティーヴン・ポージェス博士のコンセプトだそうです)
自律神経系を社会神経、交感神経、副交感神経の3つが一体となり環境からの危機管理をすると考えられています。
そのうちの社会神経が他者とかかわる神経で、主に食べる、話す、聞く、表情を作ることで使っています。
これらの神経を意識的に使うことは自分の神経に影響を与えることができると言われています。

そう、自律神経(交感神経、副交感神経)は自分の意志ではコントロールできないけど、顔の筋肉(表情筋)は自分で動かせるのですよ。
最近、思考は現実になるとか思考を変えれば人生が変わるとか、いろいろ言われておりますが、ワタクシはまずは変顔おススメいたします。
それも、超うけるほどの変顔でお願いします。(^^)

【おまけ】
顔ヨガと題した変顔をはじめたきっかけはお顔のTARUMIをなんとかしたかったのです。
結果、どーでもよくなりました。
まだTARUMIありますけどね。笑