Hさん 60代 女性 主婦
症状は一年前からの右膝の内側の痛み。
患部に触れると多少の熱感とむくみ、少し圧痛があり、痛みのある方のふくらはぎが白っぽく血液循環の悪さも見受けられました。
健康のためにプールへ行き激しく運動した次の日から痛くなり、その3か月後には歩けないほど症状が強くなったそうです。
レントゲンでの異常も見うけられず、その後も整形外科などで治療をうけ改善は見られたものの、まだある痛みをなんとかしたいとの事でお出でになりました。
脚の内側に見られた気の不足を促すために身体の機能を高める根本的な処置をし、さらに患部の気血を促すためにお灸を据えました。
また、膝の負担を軽減するために全身のバランスを整えました。
1回目、安定感が増して痛みも軽減、ふくらはぎの血色も良くなりました。
その後、2回、3回と痛みが軽減し、圧迫感や違和感へと変わっていきました。
4回目、症状はほぼ改善されました。
以前、足先のケガをされていた事もあり、歩き方や姿勢なども原因の一つとなっていたようです。
足の運び方(歩き方)、重心のかけ方(姿勢)、エクササイズの仕方もお伝えいたしました。
こういうお身体への意識づけはご本人の治りたいお気持ちがとても大事なんですね。
Hさんの強い意志が何よりもの早い改善へとなりました。