陰陽と春のからだ

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東洋医学の陰陽論。
あらゆる物事は陰と陽に分けることができるんです。
この複雑な世の中や人の身体をたった二つに分類するんですよ。
シンプルすぎますよね。(シンプルゆえに奥が深いのですが・・・その辺が実は好き)

そして、あまりありがたく思われない陰ですが陽が成り立たつためには必要なものなのです。
陰の性質は静的、内向的、下降的、寒冷的、暗いなどですが、過剰な陽に対して熱や気を下げるたり、潤すなど大切な役目があるのです。
お肌カサカサも陰(水分)が不足したものなんですよ。
それに対して陽の性質は動的、外交的、上昇的、温熱的、明瞭などです。
その役割は温めたり、血や水を動かします。

身近なものを分けてみますと、
上と下、外と内、出入、昼(朝)と夜(夕)、夏(春)と冬(秋)、熱と寒、男と女、幼と老、気と血、急性と慢性、乾燥と湿潤 etc…

また陽の中に陰があったり、陰の中にも陽があったり、そのまた陰と陽も・・・それはもう無限大に分けることができるのです。
そこが身体を小宇宙にたとえられる所以なのだなと、人の命の深さに思いを馳せてしまいます。(^^)

さて、冬の間にジッとしていた(陰)ものが動き出す(陽)時期です。
お身体に溜めていた脂肪や老廃物がデトックスされるますよ。
この時期お身体がしんどい方は、このデトックスがスムーズに行われにくい場合が考えられます。
首の寝違え、ぎっくり腰も大変多い時期です。
お身体の調子が思わしくない方はお気軽にご相談くださいね。(^^)

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【おまけ】
春野菜(ふきのとう、菜の花、たけのこなど)の苦味は解毒の効果があるんだとか。
旬の食べ物を摂る大切さが分かりますね。(^^)

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